第二章

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「はい。1年2組の前田由紀です。希望パートはボーカルで好きなアーティストはRADWIMPSです」 (お~RADWIMPS好きキター!!!) 「ありがとう。 じゃああとは 先生のところに 行ってくれ。 俺は川西太一。 ボーカルの2年生」 「よろしくお願いします!」 全員から返事が返ってきた 「じゃあお疲れ」 そう言い残し俺は 練習するために 視聴覚室を出た。 俺だけの練習場所。 誰にも邪魔されたくない 専用の場所。 そこは学校の正門近くにある。 歌えば普通に歩道の 人に聞こえる場所だ。 最初は恥ずかしい 気持ちがあったが 徐々にそれにも慣れ 今ではここが 1番落ち着く。
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