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レミリアは言い終わるなり行きなり手の平から弾幕を展開してきた。
楓「待て!!!流石にシャレになってねぇっつーの!!!」
レミ「さぁ、本気で力を出さないと死ぬわよ。」
冗談かと思ったがレミリアは本気らしい。
楓(クソッ!!せっかく幻想郷に来たってのにいきなり死ぬのはゴメンだぜ!!!!。)
何とか弾幕を左に転がり回避する。
レミ「さぁ、どんどん行くわよ。」
ポウっとレミリアの周りを紅い光が包んだ。
レミ「グングニル!!!」
いきなりレミリアの右手に巨大で真っ赤な槍が現れそして放たれた。
楓「!!いくら何でも反則だっつーの!!」
そして槍は無情にも楓に向かって来た。
楓(俺はこんな所で死ぬ訳にいかねぇんだよ!!!)
急に楓の周りに魔力が凝縮されていきレミリアが放ったグングニルを消し去った。
レミ「!!グングニルが!!!」
楓(この感じ不思議だ…、初めてのはずなのに何だか心地好い。)
そしてグングニルを消した瞬間に楓の周りの魔力な消えた。
レミ「これがあなたの能力よ、さしずめ自分の空間を造りだす程度の能力、ってとこかしらね。」
楓「自分の空間って…。」
レミ「気をつけなさい。その能力はまだ確定じゃないわ、これからのあなた次第でどんどん強くなっていくわ。」
そしてレミリアは表情を少し曇らせながら、
レミ「ただ、あなたも使い方を間違えればその力に取り込まれ消滅するわ。」
楓は黙って話を聞いていた。
楓「どうすればいい。」
レミリアは曇らせていた顔を上げ、
レミ「博霊神社へ行きなさい。」
こう告げた。
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