481人が本棚に入れています
本棚に追加
「ふん。中々いい感触だ。悪くない」
夕暮の顔面の上に立ち、満足そうに何度も頷く少女。
夕暮は衝撃で屋上の床に倒れ込んでいる。
「ふぃふぃふぁら。・・・・・・ふぁっふぁとほふぇえ!」
怒りを込めながら、渾身の大声。
しかし、顔を踏まれてる為、なにを言ってるかさっぱり分からない。
「無様ね」
少女が退いた夕暮の顔にはくっきりと靴の裏が残っていた。
「それで? なんでこんな事をしたんですか?」
「・・・・・・ふん」
靴の跡がバッチリ残る顔を怒りでピクピクさせながら、お説教タイム。
今の俺は止められないぜ、夕暮は鼻息荒く少女に対して睨みをきかせる。
「器が小さい・・・・・・ミジンコ、ううん、ミジンコに失礼ね。ボルボックスがちょうどいい」
「ぐっ」
耐えろ、耐えるんだボルボックスは小さいのにしっかり有性生殖をするんだから、夕暮は自分に言い聞かせながら必死に話を進めようとする。
最初のコメントを投稿しよう!