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いきなりの無視、そしてあげくの果てにはお子ちゃま扱い・・・・・・
「うわぁぁぁん!!」
「えっ? どうして泣き始めちゃったです? なんか私も悲しくなってきちゃいました。ぐす・・・・・・うわぁぁぁん!!」
周りの冷たい視線なんてなんのその。
中々の騒音レベルで二人は泣き続ける。
「・・・・・・クレープ。新しいの買ってきます」
「・・・・・・はいです」
しばらく泣いて、泣き終わった時の虚しさに愕然とする二人。
その虚しさを打破するために、夕暮は立ち上がり新しいクレープを買いに行く。
「新しいクレープです」
さっきマリアに買ったのと同じクレープを買って、また渡す。
「ありがとうです。はむ。美味しいですぅ・・・・・・そうです。なんで急に泣いちゃったです?」
受け取ったクレープを嬉しそうに食べて冷静さを取り戻すマリア、思い出した様に夕暮が豹変した理由を尋ねる。
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