1895人が本棚に入れています
本棚に追加
海斗(そういえば、4人部屋なのに同室の人に会ってないなぁ)
病室にいる間はカーテンは閉まったまま、物音1つ聞こえてこない。
海斗(後で看護婦さんに聞いてみよう。売店に本でも買いに行くか)
そう思い、病室を出る。
シャッ
病室を出た瞬間1つのカーテンが開く。
その音に反応して振り返ると、40後半位の男がこちらを指差していた。
おじさん「お前も連れていかれる!!!!!!迎えが来るぞ!!!!!」
いきなり叫びだした。
海斗「はっ?」
意味が分からず間抜けな声をだす。
するとその声を聞いて医者と看護婦さんが駆けつけてきた。
中に入り、カーテンを閉める。
すぐに声はおさまり、医者と看護婦さんだけが出てきて、何も言わずに部屋から出ていった。
海斗(なんだったんだ今の?どうでもいいや。閉まる前に売店行こう)
あまり気にせず売店へ行く事にした。
渦巻く恐怖に巻き込まれているとも知らずに・・・・・・・・・・・・・・・・。
最初のコメントを投稿しよう!