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突然上げた悲鳴により、カーテンを開けるのはそこで止まり、手は消えた。
その後看護婦さんが駆けつけてきた。
看護婦「どうしたんですか?緋那瀬さん!!」
海斗「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。す、すいません。何でもないです。怖い夢見たんでそのまま叫んじゃいました」
言っても信じてくれないと思い、寝ぼけた事にする。
看護婦「えっ?寝ぼけただけですか?」
海斗「はい。すいませんでした」
看護婦「そんなに怖い夢だったんですか?私が添い寝してあげましょうか?」
気分を落ち着かせようとしてか、とんでもないことを口走る看護婦。
海斗(ここに亜美と紗耶香がいたら、俺きっと死んでるな・・・・・・あと、この看護婦さんも・・・・・・・・・)
2人がいればどうなるか想像するのも怖い。
軽く身震いしながら言う。
海斗「だ、大丈夫です。お気遣いなく」
看護婦「なんだ。残念」
そう言って看護婦は去って行った。
海斗(これだけ騒いだのに同室の人は何も言ってこない。どうなってんだ)
疑問に思いながらベッドに寝転がる。
そしてそのまま眠りについた。
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