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海斗「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
目を覚ましてぼーっと天井を見る。
海斗「ここは・・・・・・・・・・・・・・・」
ぼーっとする頭で考えていると、意識が覚醒する。
ガバッ!!!
突然起き上がり周りを見渡す。
海斗「この病室・・・・・・・・・」
あの病室にいる。
逃げれなかったのだと気が沈む。
海斗「皆はどこだ?」
意識を失う前の事を思い出す。
海斗「確か・・・・・・・後2人って言ってたな・・・・・・病室にいるのは3人。1人減ったのが俺の事を言ってるんじゃないとしたら」
シャッ
カーテンを開けて病室を見渡す。
同い年のベッドが綺麗に片付けられていた。
亜美「あっ、海斗。起きたんだね。動いて大丈夫なの?」
海斗「亜美・・・・・・・・・ここの人は?」
亜美「・・・・・・・・・・・・・・」
質問に対して沈黙を返す亜美。
海斗「そうか・・・・・・・・・・・・ん?」
ベッドの下に何か紙が落ちている事に気付く。
海斗「なんだこれ?」
その紙には、[なんとか病院から出ろ。出れたら後は・・・・・・・・]と書かれていた。
海斗「病院から出た後、何かしないといけないのか?」
考えてみるがさっぱりわからなかった。
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