病院

13/22
前へ
/449ページ
次へ
海斗「皆は?」 亜美「皆仕事にいったよ。私は早退して帰ってきたんだよ」 海斗「仕事・・・・・・・・・・」 急いで携帯を見ると、あれから2日たっていた。 海斗「俺は2日間寝てたのか」 亜美「いきなり倒れるからビックリしたよ。41度まで熱が上がって大変だったんだよ?」 海斗「41度?点滴・・・・・・・・・」 今ごろ点滴している事に気付く。 亜美「海斗のお母さんも来てたよ。海斗の熱が下がったから私と交代で仕事に戻っていったけどね」 海斗「ここの人がいなくなったのはいつだ?」 亜美「・・・・・・・・昨日だよ・・・・・・・・」 海斗「そうか・・・・・・・・時間がないな・・・・・・・・・」 亜美「海斗・・・・・・・・・・」 亜美が心配そうな顔で俺を見る。 海斗「大丈夫だよ。それより明日も仕事なんだろ?」 どうすればいいのかわからないが笑顔で答える。 亜美「うん。明日はこれそうにないから心配で・・・・・・・・」 海斗「なんとかするよ」 亜美を説得して帰らせる。 亜美「なんかあったらすぐに連絡してね」 海斗「ああ。気つけて帰れよ」 亜美「うん。バイバイ」 そう言って亜美は帰っていった。 海斗(これからどうしよう・・・・・・・・・・) 何をすればいいのかわからず、ぼーっとする。 ゾクッ!!!! 50歳「儂が何をした!!!助けてくれ~~~~~」 悪寒と共に叫び声があがり走り去っていった。 海斗(クソッ!!!!) とりあえず、服を着替えて病院を出ようとする。 点滴を抜いて、エレベーターに向かう途中、不意に聞こえてくる。 ・・・・・・・後1人・・・・・・・・・・・。
/449ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1895人が本棚に入れています
本棚に追加