病院

16/22

1895人が本棚に入れています
本棚に追加
/449ページ
2階の廊下を反対側の階段へ向かって走る。 海斗(こっちへ進む程、嫌な感じが弱くなる) 纏わりつく嫌な感覚が少なくなり、進む方向を感じながら進む。 海斗(こっちだ・・・・・・・・・・・・次はこっち・・・・・) 何事もなく階段へ辿り着いた。 だがさっきと同じように、下からいやな感じがするので下にはいけない。 海斗(下には行けない。立ち止まってたらすぐに追いつかれるし、上に上がるしかない) 仕方なく3階へ上がる。 ガシッ!!!! 海斗「えっ・・・・・・・」 ゾクゾクゾクッ 突然後ろから腕を掴まれ、寒気という言葉では生ぬるい程の悪寒がはしり、背筋が凍り付く。 ゆっくりと振り返ると 逃がさないよ・・・・・・・・・。 海斗「うわあぁぁぁぁぁぁ」 俺の腕を掴んでいたのは、 血だらけで首を吊っている男だった。
/449ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1895人が本棚に入れています
本棚に追加