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2階の廊下を反対側の階段へ向かって走る。
海斗(こっちへ進む程、嫌な感じが弱くなる)
纏わりつく嫌な感覚が少なくなり、進む方向を感じながら進む。
海斗(こっちだ・・・・・・・・・・・・次はこっち・・・・・)
何事もなく階段へ辿り着いた。
だがさっきと同じように、下からいやな感じがするので下にはいけない。
海斗(下には行けない。立ち止まってたらすぐに追いつかれるし、上に上がるしかない)
仕方なく3階へ上がる。
ガシッ!!!!
海斗「えっ・・・・・・・」
ゾクゾクゾクッ
突然後ろから腕を掴まれ、寒気という言葉では生ぬるい程の悪寒がはしり、背筋が凍り付く。
ゆっくりと振り返ると
逃がさないよ・・・・・・・・・。
海斗「うわあぁぁぁぁぁぁ」
俺の腕を掴んでいたのは、
血だらけで首を吊っている男だった。
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