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トラックの荷台から周りを見渡す。
ズル････････ズル･･･････。
海斗(どこだ？どこにいるんだ？)
ズル･･･････ズル････････。
音は聞こえるが、姿は見えない。
海斗(音しか聞こえない･･･････)
必死に周りを見て探す。
海斗(一体どこにいったんだよ･･･････)
いるのはわかっているのに、姿が見えないので恐怖は増大していく。
バァン！！！！！！
ビクッ
突然の大きい音に体を震わす。
海斗(な、なんだ？)
振り返ると、トラックの荷台の端にアイツの片手がのっていた。
バァン！！！！！！
海斗｢ヒッ｣
もう片方の手も荷台にかかる。
そしてゆっくりと顔が見えてきて、そのまま荷台に上がってきた。
海斗｢うわぁぁぁぁぁぁ！！！！！！｣
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