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ズル・・・・・・・・・ズル・・・・・・・・。
トラックの荷台に上りきったアイツは、体を引きづりながら俺に近付いてくる。
ダンッ!!!!!
それを見た俺はトラックの荷台から飛び降りて、観察室に続く階段を目指して走る。
その後すぐに後ろで
ベチャ・・・・・・。
と聞こえてきた。
追ってくるとは思っていたので、チラリと確認する。
ズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズル!!!!!!!!!!!!!!
海斗「!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もの凄いスピードで迫ってきた。
急いで階段を駆け上り、観察室のドアノブに手をかける。
ガチャガチャ・・・・・・・。
海斗「開かない・・・・・。」
焦っていたせいか、鍵がかかっているとは考えもしなかった。
ズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズル!!!!!!!
カン・・・・・・・カン・・・・・・カン・・・・・カン・・・。
アイツが階段を上ってくる。
海斗「ウワァァァァァッ!!!!!!!」
叫びながら必死にドアノブを廻す。
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
カン・・・・・・・・カン・・・・・・・・・・カン・・・・・・・・。
ドアが開かないので、どこにも逃げ場はなかった。
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