148人が本棚に入れています
本棚に追加
3人で、生徒会室に向かった
まだ、誰も来てなかった
『一番乗りや~』
大倉先輩は、部屋にある大きなソファーにダイブした
『こら~、大倉!埃舞うやろが!!!!!』
『ごめんやで、亮ちゃん…』
怒られた大倉さんは、子供の様に…目を潤ませて謝った
気のせいだろうか?
先輩の頭に、兎の耳が生えてる様に見えるんだけど…
疲れてるのかな?
幻覚が…
『ホンマに、おまえを任命したん…間違いやったかもな……』
『ええっ~、そんなん言わんでよ。亮ちゃんが、厳しすぎるんや。前の中丸先輩、どっちかって言うたら…俺みたいな人やったし。俺でも、出来るって』
『……っつ……』
急に、錦戸先輩の表情が強張った
だから、気になった
錦戸先輩の前の、会長に
中丸という人に…
錦戸先輩とその人に、何があったんだろうか?
最初のコメントを投稿しよう!