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生徒会役員は、卒業式の準備に追われていた
卒業式は、明日
もう、錦戸先輩に会う事はなくなるだろう
寂しい様で、ホッとしている自分がいる
会わなくなれば、錦戸先輩を好きな気持ちも…時と共に薄れていくかもしれない
そうすれは、前に進める気がした
失恋したあの日から、
未だに錦戸先輩を想い続けている
距離を置いたのに、無意識に姿を探してしまう
そんな自分に、涙が止まらない日が続いた
それも、明日で終わる
大丈夫
あと、１日
大丈夫…
きっと
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