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その日の放課後、深雪は冬馬の家に連れて行かれた。冬馬にされるまま好きにさせてやったが、やはり予想していた通りその行為は深雪を満足させてはくれず快感のかの字さえ与えられなかった。 『はいはい、確かにてめえの言う通りこんなセックス初めてだよ!こんな最低なのはな!こいつ、男どころか女も抱いたことないんじゃねぇの? 何が経験したことがない快感を教えてやる、だ。 初めてのクセにあんな大口よく叩けたもんだぜ。 クッソォ、どおしてくれんだよ、このモヤモヤ感をさあ。』 深雪の裸体に興奮し愛撫というにはほど遠い、ただ、撫で回しただけであっという間に達した冬馬(勿論、挿入していない)は、嬉々と自分だけ後始末をして服を着ている。それを横目で見ながら深雪はだんだん腹が立ってきた。
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