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腹の上に吐き出された冬馬の体液を布団に擦り付けて身体を起こした深雪に冬馬は満足気に得意顔で言った。 「深雪、これで君はもう僕の物だ。充分満足させてやっただろう? あんなにエロい顔で喘いでさ。 フフ、君はもう僕無しじゃ生きていけない筈だよ。僕以外にこれ程満足させられる男はいないからね。そうだろう?これからも楽しませてあげるよ。」 信じられない台詞を自信満々に吐く冬馬を唖然と見た 『こいつ俺が達ってないことに気付いてもないなんて‥‥‥‥ ぜんっぜん満足してねえっつうの。あんなの演技に決まってんじゃん、バッカじゃねぇの』 思わず、「てめえのセックスは最低だ!いや、セックスですらない。あり得ないぐらい下手くそだ!」 と、言いそうになったがグッと堪えた。 何か報復してやらないと気が収まらなかったからだ。
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