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詩緒
「貴文……やっぱり貴文は落ち着く」
貴文
「また振られたのか」
詩緒
「うん…、ちゃんと大事にしてるんだよ?」
貴文
「その代わり自分を大事にしてないな。 もっと自分を大事にしろ」
詩緒
「ごめんね、貴文」
貴文
「謝るな、俺は詩緒に助けてもらった。 だから、詩緒を守る…俺は昔にそう決めた」
詩緒
「ありがとう。 ちょっと眠っていい?」
貴文
「ああ、ゆっくり休め」
詩緒
「おやすみ…」
貴文
「詩緒…、おやすみ」
貴文(M)
「俺の大切な詩緒。 あの日あの時から俺は詩緒を守ると自分に誓った。 詩緒の親友として…ずっと……だから」
つかさ
「詩緒ー!」
貴文(M)
「詩緒に悪影響しか与えない奴は俺が排除する」
貴文
「詩緒は今寝ている」
つかさ
「あたしが来たんだから起きるに決まってるじゃない」
貴文
「うるさい…」
つかさ
「あんたこそうるさい! それに詩緒を自分のみたいに扱ってんじゃないわよ」
貴文
「俺は詩緒の友達だ」
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