§ 宇都宮貴子

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貴子は両手で口を抑えボロボロと涙を布団の上に落とす 「ぅう…も……ぅ……ぃや…」 しゃくりあげながら泣く貴子の耳元で洋子の声がする <楽ニナリマショウヨ……> 「ヒィツ!?」 驚いて周りを見回すと部屋の角に洋子が立っていた <学校ヘイッテラッシャイ貴子 行カナイナラ此処デ2人キリモイイワネ…ゲラゲラゲラ> 貴子はノロノロと準備すると仕方なく学校へ行くことにした
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