業の石柱

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<……モゥ……イィ…充分> 涙と鼻水でグシャグシャになった貴子に洋子はにこやかに微笑むと、先に逝った2人と同じ様に光の粒になり柱に吸い込まれた 「いやっ!!洋子!!洋子!!!」 半狂乱になり益々力強く石柱を叩く貴子を洋子は石柱の中から顔を横に振る 「洋子1人が背負わなくていい!!……だから!!独りで苦しまないで!!!」
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