鉄拳とケーキ

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あっと言う間にケーキを平らげると綾瀬は言った 「次に行くとき自分にも声をかけてくれ」 もちろんあの屋敷で伊月と言っていたアイツとは綾瀬の事だったが、こうもアッサリ言われると……伊月と目を合わせた 「但し、弟も連れてくるんだ」 「断る」 俺は即答した 怖がり改善のつもりで連れて行った俺達だが、危険だとわかった今、連れて行きたくはない
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