見え過ぎちゃって困るの

人ですらないその影はゆっくりゆっくりと動き出すと僕と兄貴に近づくのを止める｢悠希？アレは霊とかの範疇超えてないか？｣やっと影に気づいた兄貴の言葉に僕はコクコクと頷いて固まっていると影は向きをかえて伊月さんに近づきだす伊月さんと僕たち、影とが三角形の位置になる伊月さんは今、僕から手を離してる状態で何から僕たちが避けたのかわからないでいた

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