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AM 7:00
いつも通り彼女が学校に行く準備をしていた。
彼女の名前は
『花咲 真』
平凡な高校1年生である。
「そろそろかな?」
彼女が時計を見る。
彼女が階段を降りるとキッチンに姉の
『花咲 華月』が居た。
「おはよう、真」
華月が挨拶する。
「おはよう、お姉ちゃん」
真が挨拶すると同時に華月が立ち上がる。
華月と真は両親が死に今では二人で暮らしている。
「じゃあ、行って来る」
華月が言う。
華月は今は軍の仕事をしている。
「もうあっちに行くの?」
「うん………緊急の召集がかかってね………」
華月が残念そうに言う。
「行ってらっしゃい………」
真が軽く手を振って送る。
それを華月が乱暴に頭を撫でて答える。
「大丈夫、ちゃんと帰って来るから」
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