Name 「夢」PART2

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はぁ。今日も疲れたなー。…しかもなんかダルいし… …熱あるのかな?………あれ?なんかグルグルしてきた。 あ…… これヤバいかも―― ドサッ パチッ 「ん…… ここ……どこ……?」 私は気がつくとどこかの部屋にいた。 たしか……なんかグルグルしてきて倒れたんだよね? 「やっとお目覚めか?」 「わッ!!!」 いきなり後ろから声がして急いで振り返った。 そこには制服姿で目つきの悪い少年が立っていた。 あ…あれって確か3年の不良を返り討ちにしたっていうあの噂の……獄寺隼人!? どうしてそんな人が…… 「何呆けてるんだ?」 ハッ 「あ、えと💦そ、その…た、助けて頂いてありがとうございましたッ!!」 「んなかしこまんなよ。 …かゆ作ってやったんだからさっさと食え」 テーブルの上にはおかゆがおいてあった。 「わざわざ作ってくれたんですか!?あ、ありがとうございます」 ギロッ 「さっさと食えっつってんだろ」 「は、はいッ……いただきます」 うわぁ~💦めっちゃ怖いよ~。 はやく食べて帰ろッ パクッ 「美味しい……獄寺さん!!これすごく美味しいで……」 ハッ や、ヤバッ💦美味しくてつい…… 「ご、ごめんなさいッ」 「別に謝る事ねぇだろ。つかお前何で俺の名前知ってんだよ」 「あ、あの…並中で有名…ですから…」 「お前は?」 「へ?」 「だからお前の名前教えろっつってんだよ!!」 「え、えと💦夢って言いますッ」 「へッまぁまぁいい名前じゃねぇか」 そう言って優しく笑う彼に一瞬ドキッとしてしまった。
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