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はぁ。今日も疲れたなー。…しかもなんかダルいし…
…熱あるのかな?………あれ?なんかグルグルしてきた。
あ……
これヤバいかも――
ドサッ
パチッ
「ん……
ここ……どこ……?」
私は気がつくとどこかの部屋にいた。
たしか……なんかグルグルしてきて倒れたんだよね?
「やっとお目覚めか?」
「わッ!!!」
いきなり後ろから声がして急いで振り返った。
そこには制服姿で目つきの悪い少年が立っていた。
あ…あれって確か3年の不良を返り討ちにしたっていうあの噂の……獄寺隼人!?
どうしてそんな人が……
「何呆けてるんだ?」
ハッ
「あ、えと💦そ、その…た、助けて頂いてありがとうございましたッ!!」
「んなかしこまんなよ。
…かゆ作ってやったんだからさっさと食え」
テーブルの上にはおかゆがおいてあった。
「わざわざ作ってくれたんですか!?あ、ありがとうございます」
ギロッ
「さっさと食えっつってんだろ」
「は、はいッ……いただきます」
うわぁ~💦めっちゃ怖いよ~。
はやく食べて帰ろッ
パクッ
「美味しい……獄寺さん!!これすごく美味しいで……」
ハッ
や、ヤバッ💦美味しくてつい……
「ご、ごめんなさいッ」
「別に謝る事ねぇだろ。つかお前何で俺の名前知ってんだよ」
「あ、あの…並中で有名…ですから…」
「お前は?」
「へ?」
「だからお前の名前教えろっつってんだよ!!」
「え、えと💦夢って言いますッ」
「へッまぁまぁいい名前じゃねぇか」
そう言って優しく笑う彼に一瞬ドキッとしてしまった。
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