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Name 「獄寺」PART2
「獄寺さんお帰りなさい!」
家に帰ると昨日と同じように女が待っていた。
「なっなんでまたいんだよ!」
「きょっ今日は…その…話があって…💦」
女はそう言いながら顔を伏せてしまった。
そして急に顔を上げた。
「私っ獄寺さんの事が好きですッ////」
「なッお、お前いきなり何言って…」
「私ッ獄寺さんの事が好きなんです///!」
「ばっバカな事言ってんじゃねぇよッ/////」
「わ、私と…付き合って…もらえませんか…?」
そう言って赤くなりながら顔を伏せた。
「………ッ!!」
…俺はマフィアだ。命を狙われる時だってある。
コイツが巻き込まれでもしたら俺は自分を許せねぇッ
それでも……
「…俺といたら危険な目に合うかも知れねぇ。それでもいいのか…?」
「それくらいわかってますよ!それに獄寺さんが守ってくれるでしょ?」
ニコッと笑う女。
「な……ッ」
「……だから…私と付き合って下さい////」
「…後悔しても知らねぇからな」
「はい!」
眩しいほどの笑顔を向ける女に不覚にもドキドキしてしまった。
体が勝手に動き……俺は……彼女にキスをした――
END
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