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「ノア君!」
シオンが家から飛び出してきた
俺は自分の家の隣にある武器屋に目を向けた
店先には傘立てのような物に剣が多く入っている
俺はそこから手頃な剣を一本取り出した。
「きゃあぁぁ!!」
城下町の方から女性の悲鳴が聞こえてきた
「行くぞシオン」
「うん!」
そう言うと俺たちは城下町へと走り出した。
辺りを見ると家々から火の手が上がっており、地面には手負いの兵士達が倒れていた。
「相手は相当の手練れだな…」
「そうだね。少数…かな?」
「この足跡からして恐らくそうだろうな」
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