他人の力

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『ったく…。何なんだよ!』 あー。気分わりぃ!早く帰る…。ってどこだここ! こんな紅い建物なんて見たことない!本当にどこだよ! 『誰かいねぇのかな…』 周りを見渡してみるとそこには 『門番…だよな?』 そう。門番がいた。しかし、 『寝てる…』 その人は器用に立ちながらねている。しかし門番って寝てていいのか?駄目だよな…。 『起きてくれないか?』 しかし起きない門番。 『起きろよ!』 しかし一向に起きる気配すらない。 『誰かいないのか!』 力の限り叫ぶ俺。 『呼んだかしら…』 『あっ!はい。ってあれ!?』
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