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手を引いて、教室に入るとそこにはお馴染みの顔触れがいた。
「「田中、中河 、おはよー。」」
中河「おはよ、みんな。」
田中「ちーす。」
そぅいって、自分の席に固まっている友達のもとえと歩み寄り、たわいもない会話をするはずだったのだが。
榎「雅也くぅんってぇ、悟と付き合ってんですぅよねぇえ!?」
田中「はぁ!?」
なんで、お前が知っている!! 榎 啓人!!
みんなよく、見ればニタニタと笑いながら、俺をみとるゃんけ!
中河が、言ったのか? そぅ、思い振り向いたが中河は 何もしていないと言わんばかりに首をブンブンと振る。
あと、考えられるのは.....
平塚、日比谷「「おはすー。」」
田中「日比谷と平塚、お前らかぁぁぁぁあ!!」
平塚「えぇ、みんなもう言ったのかー?楽しみ半減~。」
田中「人の恋愛を楽しみにすんなやぁぁぁい!」
全く、平塚は最低野郎だッ。
日比谷は何のことだか、分からないと言うようにホケッとしている。
中河「ふぇっ、、グスッ、、雅也ぁぁあ。」
ん?この泣き声たしか....やっぱり!中河じゃねぇか!
てか、なぜに泣いてる!?
おめぇらが、泣かしたんだろーがぁぁぁあ!!!
とにかく、俺は泣き出す中河の側にちかよりなだめる事に専念した。
田中「おぉー、中河。大丈夫かぁ?俺はここだぞぉー??」
榎「さっきの続きなんでしゅがぁ、悟くぅんは雅也くぅんの何処がいいか聞いてるんでしゅよぉ。いい加減、教えるべぇきですぅ!!」
「恥ずかしくて言えないよぉー..ふえっ、雅也ぁぁあ。」
俺を見つければ中河は目をウルウルさしながら、俺に飛び付いて胸の中で泣き出した。
って.....泣かしたのはよりによって、榎の野郎ってわけか。
田中「えーのー くぅーん??? 泣かしたなぁぁぁぁぁあ"??? 覚悟しゃがれ、今日こそ殺してやるわぁぁぁあ!」
榎「うわぁぁぁあ!? 永原くぅん、助けるですぅ!!!」
そういって、榎は永原の後ろに隠れる。
チッ、、永原にはかなわねぇからな。
ここは、ひとまず....
永原「どぅぞ、啓人はあげます。殺っちゃってください。」
榎「なななな なんでしゅかぁ!!」
永原「今のは啓人が悪い。」
榎「ふにぇえ 」
ついに、泣き出しそうな声を出した榎!
今日こそはおだぶつだ!!
「んどりゃぁぁぁあ」
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