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田中「中河。ポップコーンとジュース。買ってきたぜ♪」
中河「ぁ、ありがとう。//」
心なしか、中河の顔が赤かった気がする。・・・・気のせいか。
俺は中河に買ってきた物を手渡し、席に着く。
中河の隣に、俺、次に平塚という順番になった。
映画が始まる5分前。
三人で楽しく話していると、聞き慣れた声がした。
日比谷「田中達じゃん。 何してんの?」
そう言いながら平塚の隣りちゃっかり座るのは 日比谷 卓也。
日比谷は野球部の四番として活躍中で、プロ野球にスカウトされるほどの実力の持ち主だ。
そんな日比谷はもう平塚と幸せそうに話しをしている。先程知ったのだが、平塚と日比谷は付き合っている。
つまり、ホモだ。
でも俺は好きなら好きで、良いんじゃないかと思う。自分と相手が納得する形ならば。
そぅ冷静に思えるのは、先程の平塚の話があったからであろぅ。
それは、平塚と共に食べ物を買いに行った時の事だ。
俺は平塚に「どんな関係であっても、納得のいく愛なら受け入れるか?」といった内容の事を聞かれた。
最初、意味がわからなく聞いてみたら、
日比谷と付き合ってること
俺が中河をすきなこと
俺が思いを伝えれずに苦しんでること全部話してくれた。
そして最後に奴は、チョーカッコイイ言葉を俺に吐きやがったんだ。
平塚「例え男同士だって相手と自分が納得て、愛してんなら、そんな壁いたくもねぇんだよ。その壁を壊すのは、雅也の心の強さなんだよ。」
あれ以外に、平塚を一瞬でもカッコイイと思った事はないけどな。
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