第一章

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Nが姿を消して3年が経った。 地上の遥か上空、オゾン層の中、レックウザは地球の外から飛来する何かの気配を察知した。 以前、デオキシスという地球外生命体が襲来した時、相手の形態変化に翻弄され、悔しい思いをした。 だから、今回だけは絶対にここを通さない。そう心に決めたレックウザの前に現れたのは 巨大な電気エネルギーの塊だった。 全く予想していなかったモノに戸惑うレックウザ。しかし、エネルギー体の方はそのままのスピードで突っ込んでくる。 次の瞬間、そこにあったのは全身を力なくぐったりさせ、全く動かないレックウザだけだった。
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