1人が本棚に入れています
本棚に追加
周りのお客さん達も拍手してくれた
常連さんが多いから馴れてるようだったが
亜美は初めて知ったのでかなり驚いた
亜美は中学入学前に転校していたので地元の人間ではなかった
「ありがとう」
「やりすぎたかな?」
「いやビックリして…言葉にならなくて」
プレゼントは亜美の大好きなテディベアのチャームアクセサリーだった
「大事にするね…だって初めて誕生日に貰ったんだもの」
あまり疑いもせず智哉は頷きながら
「良かった」
と一言だけ呟いた
亜美はまだ処女だった
智哉が初めて付き合った相手
ファーストキスの相手
綺麗で淡い思い出ばかりだった
智哉は亜美の純粋過ぎるところが大好きだったが
同時に
このまま抱き締めていいものか困惑している
夜な夜なムラムラと処理も持て余していた
最初のコメントを投稿しよう!