序章 始まりの炎

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『なんであんたは俺なんかを助けたんだ?もしかして教会の人か?』広場の休憩所のベンチに腰掛けながら晴紀は菊乃に聞いた。 『んや、私は教会とか魔術結社の者ではありませんよ。一様多くの魔術結社に品物の提供はしてますがね。』菊乃は優しい顔で答える。 『それより今の貴方はとても不安定だ、魔力が溢れて乱れている。』 『さっき魔術が使え無かったのもそれが原因なのか!?』 そうですね。と菊乃が答えた。 『もう暗いですね、お話の続きはウチでしましょうか。』そう言うと菊乃は立ち上がり菊乃さんのウチに案内してもらった。 ー20分後ー 『ここか!?』晴紀は呆然としていた。どうみても銭湯だからだ。 『?どうしたんです、早くしてください。』ガラガラッと戸を開けると外装とはまったく違った。
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