…もう、イヤダ

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「あははは!!待てよ妹子ーっ(笑)」 太子は狂った様に笑って僕を追い掛けた イヤダ、殺されちゃう! やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ!! でも、逃げていても太子はまた鎖を足で踏まれて派手に転んだ 「っう!!」 「あははは…妹子可愛いなぁ……」 太子はゆっくりゆっくり僕に近づいた 前髪を無造作に掴み自分に引き寄せる 太子の冷たい瞳を向けられた …あぁ、あんなに綺麗だった…大好きだった瞳が霞んでる 黒く霞んでる……… 嫌だ…… 僕の好きだった…… 僕の愛した太子が… 僕の目の前で壊れていくよ………
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