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太子は泣き付かれた顔で僕の亡骸にキスをする
優しくゆっくりと…
それから太子は僕の心臓に突き刺さった短剣を抜く
鮮血で濡れた刃は闇の空間に映える
「妹子ごめんな…天国では幸せにな……私もお前を愛して…………た」
太子はゆっくりと自分の心臓を貫いて僕にかぶさる様にして倒れて息をひきとった
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この地下牢は太子しか知らないらしく僕と太子の亡骸はずっと闇の中だった………
太子……
貴方ハ最後マデ幸セデシタカ??
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