事の始まり

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お「あ痛たたた」 俺だって痛いわ阿呆!(しかも暑苦しい) テ「テメェ前見やがれ!それと、どけ!」 お「おお、すまんすまん」 おっさんがヨロヨロと立ち上がる。 お「ね、猫は!?」 テ「敷地に入ったみたいだな」 後ろの門を示して言う。 お「た、頼む!あの猫を捕まえてくれ!あれに家の鍵を取られたんだ!」 どんだけ隙だらけなんだこのおっさん。 お「君、クリスタルギルドの一員だろう?依頼だ。そうだこれは依頼だ!頼むよ!」 今思い付いただろコイツ。しかし依頼と言われちゃ仕方ない。 テ「わかった。引き受けよう」 お「ありがとう!じゃあ私はあがって待たせてもらうよ」 おっさんはそう言うと、ズカズカと敷地へ入っていった。 かくして猫捕獲作戦は始まった。
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