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お「…ん?なんで酒酔いを知ってるんだい?君、成人?」
テ「まぁ一応。…俺の一族は、人間とは老化の進みが全く違うんだ。年齢を言ってんなら、酒を飲むには問題ない」
喋っていると、友里亜がお盆を持ってやって来た。
友「お待たせ」
おっさんの前へ、コーヒーとトーストを置く。
そして俺の前にも、緑色の炭酸水で満たされたグラスを置いた。
友「メロンソーダよ。テトラもどうぞ」
テ「気が利くなぁ!サンキュー」
俺はソーダを飲み干すと席から立ち上がった。
テ「よし、とっとと捕まえてくる」
レストランの出口へ向かう。
お「炭酸を一気飲みとは…彼、喉強いね」
友「あの人は特別頑丈です」
テ「ぅおっ」
二人の会話に一瞬気を取られ、出口で誰かにぶつかりそうになる。
一「わっ」
相手は、一輝。
勇「どうした?一輝」
一輝の後ろから、勇気も現れた。
一「気をつけろよなー、テトラ」
テ「ごめん…」
なんか俺今日こんなんばっか。
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