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あの頃の俺たちは
幸せだった
たわいのない話
喧嘩、追いかけっこ
泥だらけになるまで遊んだこと
あの頃は本当に楽しかった
けど………
あの夜が来るまでは
父「今日はお前たちに
大事な話がある」
夜「話?」
父親に呼び出され
ちゃぶ台のある畳部屋に
俺たちは集まった
俺にはわかっていた
今日は僕らが生まれてから15年
頭首を任せるために
呼び出したんだっと
父「頭首の話だ」
やっぱりね……
父は続けた
父「さっそくになるが………」
俺この時
昼の頭首は夜彦に
なると思った………
計算力があって
人ともすぐに溶け込める
だから俺が夜の頭首で
夜彦は昼の頭首
こうなると思ってた
信じていた…………
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