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暁「父上……」
暁彦は父に小さな声で言った
父「なんだ暁彦」
父の返事に暁彦は
暁「どうして夜彦が
夜の頭首なんですか」
その問いに父は………
父「白鬼家の会合で話し合った
結果じゃ受け入れろ」
その答えに暁彦は……
暁「しかし夜彦は………
「決まったことだ」
暁彦の言葉は
父によって遮られ暁彦は
悔しそうに下を向き……
そして………
父「以上だ部屋に戻れ」
夜「はいっ兄上戻……ろ…
夜彦は言葉を失った……
血まみれの暁彦が目の前にいて
血を流している父が暁彦の前で
倒れていた……
夜「あっ…あっ…兄…上？」
暁彦は無言で父を見ていた…
そこに………
母「お茶が入り…ま……
きゃぁああああ」
母は悲鳴を上げた……
そんな母を……
暁彦はを突き刺した……
夜彦の目の前で……
返り血が暁彦だけではなく
夜彦までも染めあげた……
夜「あっあ……あっ…」
夜彦は目を見開きながら
暁彦を見ていた………
声にならない悲鳴をあげながら
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