兄弟の傷

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………無言で暁彦は 夜彦の方を向き…… (ここにいたら弟は幸せには なれない……白鬼家を捨て 一緒に生きて行こう) そう思い 夜彦に手を差し伸べた……… 手をとってくれる と思ってた……… そう願っていた…… そう信じていた………… けれど現実は……… ! 暁「夜彦………」 夜彦は暁彦の手をはじき 夜「殺人鬼!」 !! その言葉に 暁彦は愕然とした 愛していた……… 大切だった…… その弟に……… 暁彦は夜彦に背を向け 部屋から出て行った……… ! 夜「待って兄上……兄上!!」
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