☆食事会☆

6/13
前へ
/29ページ
次へ
優ちゃんママに呼び出された俺と優ちゃんは一階に降りて来た。 『お母さん、来たよ♪』 『優ちゃんママ来たよ♪』 『ありがとう♪じゃあ優子は刺身切ってくれる?』 『わ、分かった♪』 『じゃあ一樹君は....あ、そう!!これかき混ぜて♪』 『これ、かんますんけ?』 訳:かき混ぜるんか? 『優子!!包丁右で持ちなさいって言ってるでしょ?』 『右じゃ切れねぇんだに、いいだんべえ?左で!』 訳:切れないんだもん 『ま、今日はいいけど、必ず直しなさい...ぎっちょは苦労するんだから....。』 優ちゃんは左利き....。 いや、ぎっちよ.... 字、箸、投げる、蹴る全てが左....。 でも田舎だからそう言うの厳しいんだよね....。 かわいそうな優ちゃん....。 等と思いながら、ひたすら"かき混ぜて"って言われた物をかき混ぜていた。 『一樹君!!かき混ぜ過ぎだよ(笑)』 『えっ!?そうなん?』 『これ、ジャガ芋が、わざとゴロゴロ入ってるサラダだよ(笑)』 『そうなんけえ....。』 訳:そうなんだ 『まぁ、いいわ♪ありがとうね♪』 優ちゃんママは標準語を喋る。 優ちゃんも初めて会った時は優ちゃんママと同じ喋り方してたな....。
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加