☆仕事☆

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『優ちゃん、遠回りしてけえらねぇかさ?』 『.........うん♪え~~っと、う~~~~っと』 優ちゃんは、ほっぺをつねる。 『ど、どこ行くん?』 『川、行くけえ?』 『うん♪』 優ちゃんと少し遠回りした。 川は自転車に乗って十分位で着く。 『着いた♪』 『着いたんな♪』 自転車から降りる 少し下り坂を歩くと、 サラサラサラ.... 俺と優ちゃんがよく来る川に着いた。 『夜の川も綺麗だいなぁ♪』 『うん、綺麗....。』 二人共腰を降ろし川のせせらぎを聞いていた。 『ね、ね、ねぇ!!蛍だで、えらおる!!見えるだんべえ?』 訳:沢山いるよ 見えるでしょ? 伸びた夏草の間から蛍がたくさん光っていた。 『本当だ♪綺麗だがねぇ』 訳:綺麗じゃない(か) 二人せせらぎ、蛍の瞬きを見ていた。 そして思った。 『優ちゃん♪』 『なぁに?かず。』 『海行かねぇけえ?』 『海??』 『優ちゃん川、好きだんべえ?ってんできっと好きだと思うんよ♪』 訳:好きでしょ?だから 『海.....か♪』 『優ちゃん、川好きだにきっと好きだんべえ(笑)?どう、行くけえ?』 訳:川好きだもんきっと好きでしょ? 『うん、行く♪』 『よかった♪じゃあ、予定立てるけ♪』 『う、うん♪』 等と言いながら下り坂を上がっていた。
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