☆終業式☆

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そもそも、 俺が同級生の女子から、ちやほやされる様になったのは、 入学した四月の第一回、 制服が一番似合う男子に俺の名前がNo.1を飾っていたからだ(笑) それ以来、 度重なる足が長いとか、頭良さそうなどで、 俺の名前はいつも首位だった。 結果!! 俺は同級生及び上級生からも一目置かれている。 『まぁ、今回は藤、一番だんべえ!!』 『ああ、藤君今回は一番だったん!?』 それを遠くでじ~~っと見てる子が居る。 『あ、優ちゃん♪』 俺は手を振ると優ちゃんの所に駆けて行った。 『まぁ、藤は人気者だいねぇ!!』 『藤君、さくいだで、なんかカッコイイ藤君......あれ?藤君はどこ行ったんかさぁ?』 『あいつん所』 『優ちゃん♪』 優ちゃんも小さく手を振った。 『どしたん?世話ねえ?』 『せ、せ、世話ねえよ♪』 訳:どうしたの?大丈夫? 『終業式長かったんな(笑)』 『か、ず、いでころねしてだんべえ?(笑)』 訳:居眠りしてたでしょ? 『だって校長の話しえれえ長ぇだんべえ?』 訳:校長の話し凄く長くない? 『校長の話しだに、長げぇの当たり前だんべえ(笑)』 翻訳:校長の話の話しだもん、長いのは当たり前(笑) 『あ、教室入るんかさぁ?』 『うん、入る♪』 優ちゃんと教室に入った。
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