9人が本棚に入れています
本棚に追加
そもそも、
俺が同級生の女子から、ちやほやされる様になったのは、
入学した四月の第一回、
制服が一番似合う男子に俺の名前がNo.1を飾っていたからだ(笑)
それ以来、
度重なる足が長いとか、頭良さそうなどで、
俺の名前はいつも首位だった。
結果!!
俺は同級生及び上級生からも一目置かれている。
『まぁ、今回は藤、一番だんべえ!!』
『ああ、藤君今回は一番だったん!?』
それを遠くでじ~~っと見てる子が居る。
『あ、優ちゃん♪』
俺は手を振ると優ちゃんの所に駆けて行った。
『まぁ、藤は人気者だいねぇ!!』
『藤君、さくいだで、なんかカッコイイ藤君......あれ?藤君はどこ行ったんかさぁ?』
『あいつん所』
『優ちゃん♪』
優ちゃんも小さく手を振った。
『どしたん?世話ねえ?』
『せ、せ、世話ねえよ♪』
訳:どうしたの?大丈夫?
『終業式長かったんな(笑)』
『か、ず、いでころねしてだんべえ?(笑)』
訳:居眠りしてたでしょ?
『だって校長の話しえれえ長ぇだんべえ?』
訳:校長の話し凄く長くない?
『校長の話しだに、長げぇの当たり前だんべえ(笑)』
翻訳:校長の話の話しだもん、長いのは当たり前(笑)
『あ、教室入るんかさぁ?』
『うん、入る♪』
優ちゃんと教室に入った。
最初のコメントを投稿しよう!