♂田舎者の恋♀

☆終業式☆

優ちゃんは席に着いた。

俺は前の席の椅子を拝借した。

『か、かか、かず、また一番になったつぅんなぁ♪』

訳:また一番になったって聞いたよ

『みんな知ってんだんべえ？』

『か.......』

優ちゃんは下唇を噛んだ。

『かずは何着ても似合うって言いたいん（笑）？』

優ちゃんはコクッと頷いた。

『ほら、席着け～』

先生が入って来た。

『じゃ♪今日、一緒にけえるべ♪』

訳:一緒に帰ろう

『はい、次は藤原!!』

『はい!!』

通知表を見て、

しょぼくれた俺は優ちゃんと一緒に帰っていた。