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家に帰ると置き手紙とたくさんの電話やメールが来てた。
親と友達と会社の人からだった。
みんなが心配してくれてた。
ずっと連絡がつかないから。
メールを見ながら、俺は泣いてた。
なんてバカをしたのか!
そして、心配してくれたのと励ましで…嬉しくって。
そして、みんなに連絡して、しばらく実家に帰る事にした。
家で気持ちを落ち着かせ、札幌に戻った。
戻ったその日に友達4人で飲んだ。
居酒屋での友達だ。
みんなとは逃げた後に逢うのは始めてだった。
俺はいつも通りのウザいキャラでしか接する事が出来なかった。
本当は謝るべきなのはわかってた…。
酔った勢いでしか謝れなかった。
駄目な人間だった。
そして、21歳の4月に焼肉屋さんで働いた。
居酒屋を辞めたのは21歳の1月だった。
焼肉屋さんでは、人との付き合い方がわからなくて店長と揉めてしまった。
1ヶ月と少しでまた逃げた。
そして、7月ぐらいに焼き鳥屋さんで働いた。
ここでは、毎日店長に怒られ、頑張ろうとしてみた。
…気付いたらまた逃げた。
1ヶ月も持たずに。
そして、9月に俺は札幌から逃げるように芽室へ帰った。
高校からの友達と毎日のように会い、何かから逃げ続けた。
10月から焼肉屋で働き今に至る。
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