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南雲「しょうがないなぁテイくんはぁ~!!お願い通りこの学校の案内をしてあげようじゃあ~ないか!!優しくて可愛い、ちょっとお茶目な先輩に感謝するんだぞっ☆」
先輩は俺から離れて立ち上がり、おでこの所にピースにした指を当て、ウインクをした。何だ。世間ではあのポーズが流行ってるのか
桐原「はぁ…もう好きにして下さい…」
そう言うと、先輩はニッコリと笑い、まだ倒れていた俺に手を差し出してきたので、その手を掴んで立ち上がった。
南雲「ん、じゃあ~行こっか!!」
桐原「はいはい、何処行くんですか?」
南雲「ん~、とりあえずヨーロッパまでかなぁ~」
桐原「すげぇなこの学校。ヨーロッパまで敷地があるのか…ってんな訳あるかぁぁぁ!!何でとりあえずで海外にまで行っちゃうんスか!!」
俺はあまり使わないノリツッコミをすると、先輩は何故か満足げな顔をし、歩き出したので後を追った。
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