南雲先輩の暴走

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俺は靴を履き変え、校舎から出た。 今日は始業式と教科書とかもらうだけでよかったから、もう帰っていいだろう。一刻も早くこのカオスな空間から逃げ… 「待て!!そこの変態!!」 なんだと?俺は変態ではない。仮に変態だとしてもそれはあそこでゴリ魔神に引きずられてる奴だよ。 俺は声が聞こえた方向に顔を向けると、そこには同じ顔した女の子が二人いた。 桐原「え?ドッペルゲンガー?それとも影分身の術とか使ったの?」 女の子(右)「アホかお前!!」 女の子(左)「ドッペルゲンガー?影分身の術?わぁーい、かっこいい~」 女の子(右)「お姉ちゃあああん!?何言ってんの!?」 …何この二人。また面倒な事になりそうと思ったのは俺だけか?
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