駅のホーム

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 電車が、ホームに着く。  少女は、右手を口元に置いたまま、彼を見つめていた。  ホームに人が溢れ、そしていなくなっていく。 「好き。付き合ってくれないかな?」  騒がしい程の音も消えていった。  誰もいないホーム。 「はい。私なんかでいいなら」
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