~Prologue~

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-憧れ- 次に好きになったのは、学校の屋上防水のバイトに来ていた、 大学生のお兄さんでした。 この年頃は同年代の男の子達が幼く見え、年上に憧れますよね。 なんとか、連絡先を教えてもらい、友達と、4人で海へ行きました。 寒い時期でしたし、どこの海だったかもわかりませんが、 未だに思い出すことがあります。 そして、またも自分では告白できず、友達に告白してもらいましたが、 大学生のお兄さんからしたら、「妹としか思えない」という、 定番の振られ文句でした。 結果はなんとなくわかってはいましたが、 その後も変わらず接してくれたことに、とても感謝しています。 そして、彼らは、工事が終わると、何も言わず去っていきました。 .
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