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ミユ「だって、私剣闘しか持ってないもの」
少しシュンとしてしまい、自分のデッキをケースから出して眺めていて
十六夜「わ、悪かった、私が悪かったから、いつもみたいに笑いなさいよ」
ミユのシュンとした姿を見ると、抱き締めて頭を撫でながら謝っていて
そうしている内に、十六夜を見て満面の笑みになり
ミユ「もう言っちゃ嫌だからね」
自分も抱き締め返してスリスリ頬擦りをしだし
廊下を歩いていた生徒達が、二人を見て赤くなりながら通り過ぎていき
どうやら、この二人はこんな感じが普通らしい
十六夜「ほら、そろそろ帰るわよ」
抱き締めたまま歩きだして
ミユ「ん~」
抱きついたまま離れようとせず、そのままくっついていき
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