第1章はじまりはじまり

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木山はささっとお菓子を食べて 「青山さんあまり食べると ふとっちゃいますよ?」 そう言って去っていった 「あのヤロー…」 僕は1人呟いた すると周りの女の子達が 「いーなぁ…照ちゃん羨ましい!」 え… なんで? 僕はポカーンとした顔つきになる 「照ちゃんだけだよ、 木山先生がちょっかいだすのは!」 待って…なんで 「ななんで、それが羨ましいの!?」 僕は余りにもびっくり してしまった… 木山に嫌味言われるのが羨ましい?!なんだそりゃ!? 「だってさー…木山先生格好いいし!爽やかだし!優しいし!」 確かに格好いい。 爽やか笑顔ですね…で…優しいし…ん…優しい!? 「いやいやいやいや…優しくはないない」 僕は全力で否定した が 「木山先生優しいじゃん!英語もわかりやすいし、生徒と気軽に接してるし!でも一番のお気に入りだからね照ちゃんは!」 「………………いやいやいやいや…ないない」
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