第1章はじまりはじまり

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いつも穏やかな野良猫が 唯一牙を向ける時 それがこの時間なのだ いわば木山は 野良猫に嫌われるタイプである 少なくとも僕は木山に 懐くことはないに等しい だって木山の奴 僕のお昼寝の時間を 邪魔すんだ 爽やかでかっこいいとか 他の女の子に 騒がれてるけど 僕はまったぁぁぁぁく そんなことは 思いませんのですよ 僕の邪魔する人はきらいなんだ
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