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青いフェラーリF50を使用している娘が村上葵である。
普段はゲームにハマっているものの、その分マシンの研究もしっかりやっているようで、F50のセッティングはハンドリングを重視している。
深い青の髪が特徴である。ちなみに走り屋としての実力は世界でも10指に入る。
赤いダッヂバイパーSRT10を使用する娘が宮崎薫。口は悪く、マシンも口の悪さそのままの豪快な走りが特徴。加速性能を重視しすぎた結果、ハンドリングはある程度悪くなってしまった。
あとのメンバーは後からやって来るようだ。今はセッティングに追われているが、彼らは先にライバルたちのパドックも訪ねたかった。ワールドチャンピオンシップ参戦車両は大抵その国の文化を反映したバイナルを貼ることが多いからだ。
山下
「セッティング終わったか？」
紫穂
「ええ。大丈夫よ。」
葵
「大丈夫よ！」
薫
「見学行きたい!!」
山下
「じゃ、行こうか。」
山下たちは自分たちのパドックを後にした。
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